京都霊山護国神社境内 当サイト東山区史跡マップ④番の位置 MAPはこちら>>
夏にも京都霊山護国神社(きょうとれいぜんごこくじんじゃ)に来ましたが、
またまた龍馬のお墓をお参りに来ましたっ^^
前回は社務所あたりが工事中でしたが、
今回は工事も終わっていて、きれいになっていました^^
この神社には幕末、明治維新を迎えるために奔走し、
京都で命を落とした志士たちのお墓が
この神社には、300余墓あって1356柱が合祀されています。
龍馬の土佐藩士をはじめ、長州藩士、十津川郷の志士たち、
池田屋事件で亡くなった方たちなど
幕末を支えた多くの方たちが祀られていますよ。
霊山護国神社に通じる坂道は「維新の道」と呼ばれています。
ちょっときつめの坂ですね^^;
維新の道の石碑の字は、あの経営の神様と言われた、
松下幸之助さんが書いたものだそうです。
松下幸之助さんは、霊山顕彰会(りょうぜんけんしょうかい)
の初代会長だったからなんですね^^
京都霊山護国神社の境内です。
昭和4(1929)年6月には、
昭和天皇が即位された際の大礼の建物が与えられたそうで、
この写真に写っている本殿がそうなのかな?
本殿に向かって右側の社務所にあるゲートを通って、
龍馬たちのお墓がある霊山神域内へ行くことができます。
このゲートに大人は100円玉を3枚(300円)を入れると、
ゲートを通ることができます。
100円玉以外は使えないので、小銭の用意が必要ですね^^;
ゲートを通るとすぐに階段があって、
階段を上っていくと志士たちのお墓がありました。
2ヵ所に案内図と、ところどころに看板が出ているので、
目的の志士たちのお墓に迷わずに行けますよ^^
こういった階段を上っていきます。
お天気がいいと、緑が多くて気持ちがいいので、
お墓参りというおごそかな感じだけでなく、
森林浴の散策感覚も味わえる感じです^^
京都で亡くなった土佐藩士の石碑は、
割と下段にありました。
高知県招魂社は、明治(1869)2年9月に
旧土佐藩が創立したもので、
昭和43(1968)年11月に高知県人会が再建したそうです。
階段を上っていくと、龍馬たちのお墓に行くより手前に
吉村寅太郎(よしむらとらたろう)のお墓がありました。
そして、寅太郎のお墓の上段には、
寅太郎とともに大和(現:奈良)で戦い亡くなった
那須信吾や安岡嘉助たちのお墓が並んでいました。
かれらの挙兵は、薩摩藩・会津藩のクーデターで
長州藩が追い落とされたことで
結局朝敵となり、壊滅して終わりました。
まだ倒幕の機運も熟していなかったこともあって
尊い志が日の目を見ることなく命を落とし、
歴史的にも、あまり多くを語られることもない
とても残念な気がします。
でも、この事件が尊王攘夷の志士たちの意識を
それまで以上に変えるきっかけになったことは
大きな意義があったといえるのかもしれませんね…
寅太郎のお墓のそばには、休憩所があります。
お店もありそうですが、シャッターがおりていたので
残念ながらどんなものを売っているのかはわかりませんでした。
龍馬の命日あたりなどは、
食べ物なども販売しているのかもしれませんねえ。
でも、自動販売機はあるので、缶ジュースを飲みながら、
京都市内を一望しながら、一息つくのもよさそう^^
そうそう、灰皿もあるので、喫煙者のかたも
ずっと煙草を我慢しなくてすみますよ^^
前回来たときにはなかった、龍馬と中岡慎太郎(なかおかしんたろう)の
最期を説明している案内板ができていました。
真新しい案内板は、150年前の事件という年月の経過と
なんかミスマッチな感じがしましたけどね^^;
龍馬が亡くなって150年近く経っても、
手を合わせに来る人たちが多いってことなんでしょうね。
今回行ったときには、
龍馬の墓石にはカップ酒がお供えしてありました^^
霊山神域内からは、京都市内が一望できますよ。
龍馬たちが眠るお墓の前からも
京都市内は一望できますが、
この写真は龍馬たちのお墓のよりも
もう少し高い場所から写しました。
龍馬のお墓の前からも京都市内を眺めることが
できるんですが、少し高い分、
それよりも広がりを感じる景色でした^^
この写真に写っている坂は、龍馬坂と呼ばれています。
なぜ、龍馬坂と呼ばれているかというと、
龍馬、慎太郎、そして下僕の藤吉の3名の遺体を
運んだ坂といわれているからなんですね。
この東山界隈で、二年坂や三年坂のすぐ近くにありながら、
現在でも人通りもほとんどない静かな坂道です。
霊山歴史館の裏手にあたる道です。
この坂道を当時、龍馬たちを慕う志士たちが
幕府や新選組の目を盗んで運んだんでしょうね。
霊山歴史館外観
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霊山護国神社入口に対峙するように
幕末維新専門の霊山歴史館があります。
霊山歴史館については、また次回に!
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